北海道を歩く

2006年09月17日(日) ~2006年10月16日(月)
総歩数:682610歩 総距離:477km

2006年09月17日(日)

福岡空港~新千歳空港~稚内空港~紀ノ国屋旅館

九州に台風が向かってきており今夜から明朝にかけて上陸しそうという予報がなされているがとにかく出発することにする。というのも当初の予定では一週間前に出発する予定だったが直前になって親戚に不幸があり出発を一度延期した。そのためこれ以上延期すると北海道は寒くなってしまうだろうという思いと、飛行機がマイレージの無料券を利用している関係から変更に融通がききにくいということもあって、とにかく行こう!となった次第。飛行機が飛ぶかどうか心配だったが、無事定刻の10時35分に出発することができた。飛び立って以降着陸直前までずっと雲の中。空の上から下を見るのが大好き人間である私はちょっと残念だった。

それでも津軽海峡を越える頃は高度も下がって海が見えたが、一面に波立っており相当に激しいしけ模様ということがわかった。今日は全国的に荒れ模様の天候だったようだ。新千歳空港には定刻の12時50分に到着。この時空港では福岡行きの便は欠航になったというアナウンスが流れていた。まさに間一髪だった。

空港内で昼食を摂った後、14時30分の稚内行きの便に搭乗する。北海道は晴れており下界がよく見える。これからここを歩くのだと思うとどうしても道路の状況、集落の様子が気になる。窓に顔をつけるようにして下を覗く。所々に集落があり、その間を結ぶ道路が走っている。集落のないところは原生林か原野のようだ。車はそれなりに走っているようだが歩いている人は皆無、自販機もあるような感じがない。歩くことに対する環境はかなり厳しそうだ。

稚内の上空まで来ると風力発電の風車が何基も回っているのが見える。稚内は年間の平均風速が6m以上あり、風力発電には適しているようだ。15時20分稚内空港着。稚内空港は海のすぐ横の原野にポツンとある感じの空港で市内から約10kmのところにある。発着本数も少なく小規模の空港だ。

sh001空港から市内へはバスが接続しており、16時には今日の宿紀ノ国屋旅館に到着する。
市内に向かうバスの中でも道路上に自販機がどの程度置かれているか、コンビニはあるのかを注意深く観察するがどちらも驚くほど数が少ない。稚内という市でもこんな状況であれば他は推して知るべしというところか。これは四国以上の厳しさになるかもしれないという思いを強くする。宿でチェックインを済ませた後、周辺を歩いてみる。宿は最北端の駅稚内のすぐ近くにある。稚内には3年前に来たことがあり、その時も一泊したのである程度の土地勘はある。前回夕食を食べた小料理屋は今日は日曜日ということでお休みだった。ここで地元の方と知り合い酒を飲み交わしたことを思い出す。狭い町なので繁華街をグルッと回ってもすぐに終わってしまう。町の様子は3年前と全く変わっていなかった。

夜、テレビで台風情報をやっている。北部九州の真上を通過しそうだ。被害もかなり出ている様子で、我が家のことが気にかかる。何せ築65年の古家だ。しかし北海道に来てしまったからにはどうすることもできない。まぁなるようにしかなるまいと思って寝る。

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