お市と茶々・初・江~戦乱の世を生きる~
実宰院(じっさいいん)
実宰院の山門(小谷城の裏門を移築したものと伝えられる)
本堂にある昌安見久尼の木像
小谷城跡の南にある実宰院は、浅井長政の姉である阿久姫が出家し、昌安見久尼(しょうあんけんきゅうに)と称し中興・開基した寺院である。
地元の伝承によると、織田信長に攻められ小谷城が落城する時、長政の3人の娘たち(茶々、初、江)がここに逃れ匿われたという。
昌安見久尼は身の丈5尺8寸(約176cm)、28貫(約105kg)という非常に大柄な女性で、信長軍の残党狩りがこの寺にやってきたとき、法衣の袖に三姉妹を隠して難を逃れたという話が伝わっている。
本堂には、淀殿(三姉妹の長女・茶々)から寄進されたという昌安見久尼の木像が安置されている。
幼きころ、昌安見久尼に匿われ養育された日々の思い出と感謝を贈ったのであろうか。
小谷城址
浅井家三代の居城跡。五大山城のひとつに数えられ、堅牢な城としても知られた。
浅井長政とその妻お市、娘の茶々、初、江の三姉妹が暮らした地であり、浅井家滅亡の地でもある。
織田信長に攻め滅ぼされた後、羽柴(豊臣)秀吉に与えられたが、琵琶湖畔で利便性の高い長浜へ新たに城を築いたため、そのまま廃城となった。
当時の石垣や土塁・曲輪などが残り、国の史跡に指定されている。
※山なので歩きやすい靴と格好で行きましょう。
小谷城跡絵図(小谷城址保勝会蔵 小谷城戦国歴史資料館で見れます)
小谷城戦国歴史資料館
小谷城址と併せて訪れたいのが、この資料館だ。
当時の曲輪を復元したイラストや、浅井家にまつわる貴重な資料を見ることができ、より歴史を身近に感じることができる。
浅井長政の肖像画(小谷城址保勝会蔵)
小谷城戦国歴史資料館館内
| 小谷城戦国歴史資料館 | |
| ■開館時間 | 9:30~17:00(入館受付~16:30終了) |
| ■休館日 | 火曜(祝日の場合は翌水曜日)、年末年始(12/28~1/4) ※「江・浅井三姉妹博覧会」期間中(H23.1/15~12/4)は無休 |
| ■入館料 | 高校生以上¥300、小中学生¥150、幼稚園以下無料 ※団体割引等あります。詳しくはホームページをご覧ください。 http://www.eonet.ne.jp/~odanijou-s/index.html |
黒壁スクエア
北国街道沿いに残っていた旧家28軒を、長浜観光の基点として再生したのが「黒壁スクエア」。
江戸時代の商家を利用したガラス専門の美術館「黒壁美術館」をはじめ、お土産屋やレストランが軒を連ねていて、歴史の中にもモダンな雰囲気が漂う。
夕暮れ時になると街灯が点き、昼間とは違う表情で楽しませてくれる。
黒壁ガラス館
夜の黒壁スクエアに暖かな灯がともる
取材協力:実宰院/小谷城戦国歴史資料館/長浜市観光課
