中田宿なかだしゅく(茨城県古河市)

中田宿は、利根川を挟んで栗橋宿と隣り合っており、宿場業務も毎月15日交代で行う合宿であった。江戸時代の中田宿は、現利根川橋の下、利根川に面して、現在河川敷となってになっている場所にあった。

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中田関所跡(なかだせきしょあと)
利根川という天然の要害を利用して、日光街道中、唯一関所が置かれた。(その後、栗橋側に移転。)
利根川には橋を掛ける事が許されず、房川渡(ぼうせんのわたし)という渡船場が設けられていた。明治の廃止令で関所は消えたが、大正13年(1924)に利根川橋ができるまで、渡し船は続けられていた。
鶴峯八幡神社(つるがみねはちまんじんじゃ)
鎌倉時代に創建されたとされる古社で、同時代に書き写されたとする市指定文化財の法華経がある。また、享保年間(1716~36)に奉納されたと伝えられている太々神楽が、市の無形民俗文化財に指定されている。
光了寺(こうりょうじ)
県指定有形文化財の木造聖徳太子立像が安置され、静御前のゆかり地でもある。

寿永2年(1183)、大変な日照りに見舞われた際、後白河天皇は、高僧を招き雨乞いをしても雨が降らないので百人の舞姫を集め次々に雨乞いの舞を舞わせた。百人目の静が踊ろうとした時、天皇が静に御衣を与え、その御衣で舞ったところ、たちまち大雨が降ったという。

この衣が蛙蟆龍の舞衣(あまりょうのぶえ)で、今も光了寺に保存されている。

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