川口宿かわぐちしゅく(埼玉県川口市)
- 川口宿絵図(かわぐちしゅくえず)
- 県道89号線(産業道路)と市道のY字路に当たる。その場所に、川口宿絵図が描かれた石碑を見ることができる。ここは緑地になっており、かつてはここに井戸があったとのこと。しかし、この水に目を付けてビール会社が進出してきたことにより、水が涸れてしまった。
- 凱旋橋(がいせんばし)
- 錫杖寺の前にある凱旋橋は、明治39 (1906) 年に日露戦争出征兵士の凱旋を祝し、現・市立本町小学校の門前を流れている錫杖寺圦用水に架設した石橋。川口市の地場産業である鋳物業が、近代産業へと大きく発展する歴史的転機となった日露戦争に関連する全国的にも貴重な記念物。
- 錫杖寺(しゃくじょうじ)
- 鎌倉橋跡を通り、再び国道122号線へ戻る途中に存在する。川口宿の北の外れに位置し、埼玉県指定有形文化財の銅鐘や立派な本堂などが昔を偲ばせる。錫杖寺の由緒に「末寺53ヶ寺を有する名刹」とある。錫杖とは僧侶・修験者が携帯する杖で、頭部は輪形に錫(すず)で作られている。その輪に遊環(ゆかん)が通してあり、音が出る仕組みになっている。
- 上之橋(かみのはし)
- 芝川に架かる国道122号線上の橋。芝川はさいたま市の見沼田圃を流れ、川口市、鳩ヶ谷市に入り川口市と鳩ヶ谷市の境界点付近にある青木水門で芝川と新芝川(芝川放水路)に分かれ、芝川は再び川口市に入る。ちなみに、この橋の先にある埼玉高速鉄道・川口元郷駅から新井宿までの約5km、日光御成道(国道122号線)の地下を鉄道が走っている。
≫鳩ヶ谷宿へ行く
川口宿は、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠10軒であった。また、川口宿は岩淵宿と合宿で、月の内1日~15日の問屋業務は川口宿が勤めた。
江戸時代初期から鍋釜類の鋳物業が栄え、宿の裏街を形成していた。
≫岩淵~川口を歩く