甘酒茶屋あまざけちゃや

400年あまりの歴史をもつ甘酒茶屋は、畑宿と箱根宿のちょうど中ほどにある。箱根の関所を控えた場所に建つこの茶屋は、これから関所を通ろうとする旅人にとっては無事に関所を越えるべく身支度を整える場所であり、関所を通過することができた旅人にとっては、安堵のため息とともに小休止をとる場所だった。

現当主は、第12代目山本達雄氏。かつては周囲に数件あった茶屋も、現在ではこの茶屋一軒になってしまったという。その製法は代々受け継がれており、砂糖などの添加物は一切加えず、麹の発酵によって生じる自然の甘みだけで作り上げられた甘酒に、毎朝、臼と杵でつきあげている力餅が実によく合う。

今も毎朝7時に開店し、この昔ながらの『本来の甘酒』を旅人達に提供し続けている。なお、朝一番に訪れると、芳名帳に記帳することができる。

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甘酒茶屋
甘酒茶屋
甘酒と力餅
自然な甘みの甘酒に、つきたての力餅がよく合う

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