じゃばらガトーショコラとじゃばらラスク

じゃばらは和歌山県北山村に自生する柑橘類で、「邪をはらう」という意味から名前がついたそう。特に香りと苦味が強くて扱いづらい皮の部分を、ご主人が和歌山高専の学生と共同開発しておいしいスイーツに仕上げた。

クーベルチュールチョコレートを贅沢に使ったガトーショコラは、濃厚な甘さから香りたつ、ほどよい苦味を残したじゃばらピールの清々しさがたまらない大人のスイーツだ。
香ばしさの中に、自然な甘さとじゃばらの爽やかな風味が広がるラスクも見逃せない。

マグロ料理の革命店！

2010年7月にオープンしたこのお店、すでに地元の人から観光客まで幅広く愛されている。
その理由は、定番の刺身と寿司だけでなく、フレンチやイタリアンなどジャンルに囚われない全く新しいメニューをリーズナブルに提供してくれるから。
そのメニュー作りとシェフには、有名なミクニグループで料理長を務めたベテランが腕を振るう。

漁港から冷凍していない生のマグロを1本買いするので、マグロは新鮮で臭みが全くなく、甘みが強い。お昼の時間には運がよければマグロの解体ショーを見ることができる。
マグロを使ったパスタや生春巻きなど人気メニューから、マグロの尾の身や胃袋などここでしか食べらない一品がズラリと並ぶので、悩んでしまう人はとりあえず一番人気の「まぐろづくし定食」を頼んでみよう。お刺身から珍しいマグロのカツや、皮のスモークなどマグロ料理を一通り楽しめる。

また、マグロだけでなく、地元特産の熊野牛を使ったシチューもおススメの一品だ。赤ワインで半日漬け込み、じっくり煮込んだフレンチスタイルのシチューは濃厚で、お肉も柔らかく旨みがたっぷり。