見どころ~古きを温(たず)ねて新しきを知る~

三井記念美術館

三井グループで知られる三井家は、三井高利(1622~1694年)が伊勢松坂から、息子たちに延宝元年(1673年)に江戸本町に「越後屋」を開店させたことから始まる。
「現金掛け値なし」の言葉で有名になった、呉服の反物の切り売り現金取引で繁盛し、京都、大坂、江戸で呉服店と両替店を開く。明治以降は三井銀行や三井物産などを設立し、日本経済を支える一大財閥となった。

三井記念美術館は、その三井高利の子息たちがそれぞれ分家した各家などが江戸時代から集めた美術品約4000点を収蔵し展示している。また、美術館のある三井本館の建物は昭和初期の重要な洋風建築として、国の重要文化財に指定されている。

国の重要文化財に指定されている三井本館

国の重要文化財に指定されている三井本館

美術館 展示室内

美術館 展示室内

■住所 東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階
■電話番号03-5777-8600(ハローダイヤル)
■休館日 月曜(祝休日の場合は翌平日)、臨時休館日あり
■開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料等、詳細はHPをご覧ください http://www.mitsui-museum.jp/index.html

日本銀行本店

日本の中央銀行である日本銀行の本館は、明治29年(1896年)にベルギーの中央銀行を模範に設計されたといわれる建物だ。

柱やドームなどはバロック様式、窓はルネッサンス様式を取り入れた「ネオバロック建築」となっていて、国の重要文化財に指定されている。

本館の旧地下金庫や旧営業場など、普段見ることができない史料展示室などは事前予約すれば見学することができ、またレクチャー付き見学では建物だけでなく、日本銀行の仕事や貨幣の歴史などを無料で学ぶことができるので、子どもから大人までぜひ利用してほしいサービスだ。

日本銀行(昭和5年以前)

日本銀行 昭和5年以前 撮影(提供:中央区立京橋図書館)

本館外観 (提供:日本銀行)

本館外観 (提供:日本銀行)

■住所 東京都中央区日本橋本石町2-1-1
■電話番号 03-3277-2815
(日本銀行情報サービス局見学受付)
■申込受付期間 9:30~17:00(平日月曜~金曜)
※土日・祝日、年末年始(12/29~1/4)除く
見学の申込みは3ヶ月前~1週間前、所要時間:1時間 原則中学生以上
申込方法など、詳細はHPをご覧ください http://www.boj.or.jp/

江戸より続く老舗

日本橋界隈には、江戸時代より続く老舗が数多く存在する。
「えっ、あの店もそんなに古くからあったの?」と驚くほど、今も存在感ある店は、伝統を守りながらも柔軟に時代の変化に対応し、その味を守り続けてきた。簡単にあげただけでも名だたる名店ばかりだ。

■山本山
元禄3年(1690年)に京都から日本橋へ出てお茶の販売を開始した。「玉露」を創製したことで有名だ。

■千疋屋総本店
天保5年(1834年)に果物や野菜を商う店から始まり、以来、果物専門店、フルーツパーラーとして愛され続けている。

■にんべん
室町コレドの1階にダシを飲めるお店をオープンしたことで有名なにんべんは、元禄12年(1699年)創業。初代から今に至るまで鰹節一筋の専門店だ。

お茶と海苔の「山本山」

お茶と海苔の「山本山」

コレド室町にある、鰹節の「にんべん」

コレド室町にある、鰹節の「にんべん」

三井本館・三井タワー

三井本館と三井タワー

日本橋に咲く桜

日本橋に咲く桜

日本橋三越本店

日本橋三越本店

日本橋三越本店の伝統を感じる暖簾

日本橋三越本店の伝統を感じる暖簾