実際に「歩いて」「走って」集めた『人力』旧街道紹介サイト
元禄9年(1696)に建立され、新座市内では最古・最大の石造馬頭観音。鬼鹿毛の伝説が残る。 「秩父の小栗という人が、江戸に急用があって、愛馬鬼鹿毛にのって道を急いでいた。大和田宿に入ると、さすがの鬼鹿毛も疲れが見え、この場所にあった松の大木の根につまずき倒れた。しかし、さすがは名馬、ただちに起き上がり主人を目的地まで届けた。所用を終えた主人が先ほど馬をとめたところまで戻ると、居るはずの鬼鹿毛の姿が見えない。不思議に思ったが、仕方なく帰路を急いだ。やがて大和田の地にさしかかると、往路愛馬が倒れた場所に鬼鹿毛の亡がらを見つけた。鬼鹿毛は、主人の急を知り、亡霊となって走り続けたのだ。」
≫膝折~大和田を歩く
元禄9年(1696)に建立され、新座市内では最古・最大の石造馬頭観音。鬼鹿毛の伝説が残る。
「秩父の小栗という人が、江戸に急用があって、愛馬鬼鹿毛にのって道を急いでいた。大和田宿に入ると、さすがの鬼鹿毛も疲れが見え、この場所にあった松の大木の根につまずき倒れた。しかし、さすがは名馬、ただちに起き上がり主人を目的地まで届けた。所用を終えた主人が先ほど馬をとめたところまで戻ると、居るはずの鬼鹿毛の姿が見えない。不思議に思ったが、仕方なく帰路を急いだ。やがて大和田の地にさしかかると、往路愛馬が倒れた場所に鬼鹿毛の亡がらを見つけた。鬼鹿毛は、主人の急を知り、亡霊となって走り続けたのだ。」
≫膝折~大和田を歩く