教来石宿きょうらいししゅく(山梨県北杜市)

教来石宿は、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠7軒であった。
教来石宿は、下教来石が本宿で上教来石は加宿であった。
村の西に教来石があり、高さ七尺(約2.1m)、竪三間(約5.4m)、横二間(約3.6m)の巨石である。昔は石の上に小祠があり日本武尊を祀ってあった。現在は近くの諏訪神社へ移設されている。
日本武尊がこの石の上で休息したといわれ、村人が経(へ)て来石(こいし)と呼び、経を教と誤記したものと伝えられている。

≫台ヶ原~教来石を歩く

諏訪神社(すわじんじゃ)
諏訪神社の創建および沿革について詳しいことは明らかでないが、古来から教来石村の産土神として崇敬を受けてきた。
教来石に建てられていた小祠が移設された神社である。
加久保沢橋(かくぼさわばし)
小さな川に架かる橋。

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教来石宿 諏訪神社 加久保沢橋