日野宿ひのしゅく(東京都日野市)
- 日野宿本陣(ひのしゅくほんじん)
- 江戸末期に日野宿名主を務めた下佐藤家の住宅。もともと脇本陣と定められていたが、幕末に本陣と称す。1849年火事で焼失したものを1864年末に再建したもの。
建物内の見学に200円(大人料金)が必要。案内役の方から各部屋での説明などが聞け、更にビデオによる説明もある。建物奥にも資料等が置かれた部屋がある。
- 日野宿問屋場高札場跡(ひのしゅくといやばこうさつばあと)
- 市立日野図書館前に、「日野宿問屋場高札場跡」と書かれた石柱が立っている。
- 八坂神社(やさかじんじゃ)
- 本殿は、棟札により寛政12年(1800)に再建されたもので、大工棟梁は武蔵国大里郡上吉見領村の須長伊右衛門源国信・織江源信安父子である。
郷村の鎮守本殿としては、規模もかなり大きく、その華麗な彫刻装飾は、時代の好みを表す力作で、江戸後期における神社建築・装飾彫刻の粋を集めた優れた作品である。なお現在本殿は神明造りの覆屋で保護されている。
≫八王子宿へ行く
日本橋から数えて10番目の宿場。宿場町として整備されたのは慶長10年(1605)のことで、八王子宿を整備した大久保長安の手によって開かれている。 佐藤彦五郎氏の屋敷(本陣もしくは脇本陣として利用された)や立派な寺社などが点在している。また、かつての新撰組の主力メンバーが稽古に励んでいた道場もあったことから、新撰組に関わる史跡が多く残されている。
≫府中~日野を歩く