三輪神社みわじんじゃ

三輪神社は、久寿年間(約810年前)に、大和の国三輪村神社をこの地にお迎えしたものと伝えられ、宮川茅野・西茅野両区の産土神である。祭神は大国主命・稲御魂命・櫛玉命である。
本殿は、文化元年(1804)3月に矢崎玖右衛門により建築され、拝殿は文政3年(1820)に建築されたが、明治41年に改築している。
本殿の彫刻は、大隈流の流れをくむ矢崎玖右衛門の代表作である。江戸時代の建築の、彫刻に技巧をこらした傾向がよく現れている。題材はすべて中国の歴史物語にとり、北面には「蜀の三傑桃園に義を結ぶ」の図、東面は「黄石公張良に兵書を授くる」の図、南面は「玄徳赤兎馬に鞭打って潭渓を越ゆる」の図である。欅を材として、半肉彫で、空間構成もよくととのい、香高い芸術作品である。

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三輪神社
三輪神社

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