鳥居本宿とりいもとしゅく(滋賀県彦根市)

鳥居本宿は、本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠35軒であった。
宿内には旧屋号の書かれた看板が多く掲げられている。

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赤玉神教丸本舗(あかだましんきょうがん)
創業万治元年の神教丸本舗。
腹痛や下痢止め薬で有名で、現在も有川家の立派な建物が残っている。
本陣跡(ほんじんあと)
本陣跡と書かれた木札がある。
高橋脇本陣跡(たかはしわきほんじん)
高橋脇本陣跡という木札が民家に立てかけてある。
ここの脇本陣は問屋を兼ねていた。
専宗寺(せんしゅうじ)
詳しい由来などは分らないが、聖徳太子ゆかりの寺である。
境内には太子堂がある。
道標(どうひょう)
「左 中山道 京 いせ 左 彦根道」と書かれた道標。
彦根道は、「ご上洛道」「朝鮮人街道」とも呼ばれていた。
「ご上洛道」は家康が関ヶ原合戦後の上洛に使ったためで、「朝鮮人街道」は、朝鮮通信使が使ったためにこう呼ばれた。 

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