太田宿おおたしゅく(岐阜県美濃加茂市)

脇本陣林家所蔵の『旅籠万覚帳』によれば、松野屋、岩井屋、坂本屋、三升屋、油屋、今井屋、小松屋などが太田宿で宿屋を営んでいた。天保14年(1843)で、旅籠は20軒と記されている。

≫伏見~太田を歩く

祐泉寺(ゆうせんじ)
臨済宗妙心寺派の寺院で、文明6年(1474)の建立。本尊の聖観世音菩薩は7年毎の開帳の時しか見る事ができない。
小松屋(こまつや)
基本的には町屋建築の伝統的な技法で、現在の太田宿の町屋で最も整った外観を示す建物。
脇本陣林家住宅(わきほんじんはやしけじゅうたく)
国指定の重要文化財。母屋は、明和6年(1769)に建築されたもの。
本陣跡(ほんじんあと)
旧本陣に当たる場所に面影は無いが、皇女和宮の降嫁の際に新築された「旧太田宿本陣門」が当時を偲ばせる。市の指定文化財となっている。

≫鵜沼宿へ行く

太田宿 祐泉寺 小松屋 脇本陣林家住宅 本陣跡

前の名所:伏見~太田の地図