今須宿いますしゅく(岐阜県不破郡関ヶ原町)
- 青坂神社(せいばんじんじゃ)
- 徳川家康が腰掛けたと言われる石がある。これは、関ヶ原の戦いに勝利した家康が、近江佐和山へ軍を進める途中、今須宿の伊藤家で一休みした際に家康が庭で腰掛けたという石で、明治になって本陣が廃止された後は、青坂神社の境内に移して公開展示保存されている。
- 本陣跡(ほんじんあと)
- 現在の小学校の位置にあった。また、脇本陣も小学校の駐車場付近にあったと言われている。
- 妙応寺(みょうおうじ)
- 正平15年(1360)に、今須領主長江重景が創建した、県下で最も古い曹洞宗寺院。宝物館には、町の指定文化財の文書をはじめとして、当地出身の喜田華堂筆の縁起絵巻などが展示されている。
- 問屋場跡(といやばあと)
- 美濃16宿の中で、当時のまま現存している問屋場は、ここ今須宿の山崎家のみである。
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今須宿は、中山道美濃16宿のうち、最西端の宿場。ここより西は近江国となる。妙応寺の門前町として栄えた。
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