小野小町塚おのこまちづか

地元に伝わる郷土芸能「小野町太鼓踊り」の中には、小野小町が謡われており、この地を誕生地とする伝承が残っている。
「出羽郡小野美実(好美)は、奥州に下る途中に、小野に一夜の宿を求め、ここで生後間もない可愛い女児に出会った。美実はこの女児を養女にもらい受け、出羽国へ連れて行った。この女児が小町という。」
小町塚には「小町地蔵」として親しまれてきた石仏がある。(15世紀後半頃に造仏)
自然石を利用して、阿弥陀如来坐像が浮彫りにされている。(全高1.25m)
正面だけではなく、両側にも掘り込まれており、類例が少なく貴重なものである。

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小野小町塚
小野小町塚

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