お女郎地蔵・火の玉不動おじょろうじぞう・ひのたまふどう

お女郎地蔵と火の玉不動が、並んで安置されている。

お女郎地蔵
大宮宿に柳屋という旅籠があり、千鳥都鳥という街道筋でも評判の姉妹が旅人の相手をしていた。やがて、宿の材木屋の若旦那と千鳥が恋仲となり、末は夫婦にと堅い約束。そこに割って入ったのが悪名高い神道徳次郎という大盗賊。何が何でも千鳥を身請けするとせまり、ついに宿に火をつけると凄む始末。これを知った千鳥は、思い余って高台橋から身を投げてしまった…。

哀れに思った町の者が、女郎地蔵を建立したという。

火の玉不動
高台橋のあたりを毎夜火の玉が飛ぶので、ある男が火の玉に斬りつけてみると、きゃっと声がして火の玉が消え、暗がりにいた不動明王と名乗る男が、「剣を斬り落とされた」と言い残して姿を消した。高台橋に行き不動の姿を確かめると剣を持っていなかった…。以来火の玉不動と呼ばれるようになった。

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お女郎地蔵と火の玉不動
お女郎地蔵と火の玉不動

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