大宮宿おおみやしゅく(埼玉県さいたま市)

氷川神社の門前町として栄えた大宮宿は、本陣1軒、旅籠25軒と、それほど規模の大きな宿場ではなかったにも関わらず、脇本陣の数が9軒と、中山道で最も多かった。現在は当時の面影を見ることはほとんどできないが、氷川神社は今も変わらずそこにある。

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氷川神社(ひかわじんじゃ)
武蔵国の一宮であり、大宮の地名の由来大いなる宮居ともなっている神社。2000年以上の歴史があるともいわれ、各地に点在する氷川神社の本拠を成す存在である。2kmに及ぶ長い参道には、ケヤキを始めとした高木が、600本以上植えられており、心地よい景観を作り出している。古く中山道は、一部この参道を通っていたが、不敬であるということで、江戸初期に新たな道が開削された。
臼倉本陣跡(うすくらほんじんあと)
大宮宿の本陣の一つ。裏手に当たる店舗の前には、当時からの井戸水が流れる。

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大宮宿 氷川神社一の鳥居 臼倉本陣跡

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