高尾神社たかおじんじゃ

人間の能力では自由にならないのが天候である。それを支配する神が高尾神で、天空や地の底・闇の中にいる神々たちの集団である。雷神・龍神・水神などとなって人々に信仰されてきた。上阿久津の高尾神は鬼怒川と関係の深い水神(龍神)信仰が原点と考えられる。
10月19日の大祭には、古法による強く発酵させた甘酒と生の川魚を一緒に供え、それをいただく古式の神事が伝承されている。もとは延宝6年(1678年)に建設された総欅造り、彫刻や彩色で仕上げられた社殿だったが、明治39年(1906年)に焼失し、その後再建したが昔の面影はない。
それでも、古来よりの農耕や河岸など水とかかわりがあった上阿久津の守護神だったことが偲ばれる。

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高尾神社
高尾神社

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