蔵法寺ぞうぼうじ

当山の前身の寺が建立され、西暦790年頃(奈良時代末から平安時代)と言われ、現在の蔵法寺は、1598年(慶長3年)開山琢翁宗珉和尚により、曹洞宗の寺として開かれ、以来法燈の絶えることなく現在に至っている。
江戸時代、徳川家康公の御朱印状に「蔵法寺寺領之事」として、御朱印地二十三石下賜の書がしたためられ、その日付は慶長8年(1603年)9月19日と明記されており、将軍家御小休所の指定を受けている。
是れにより将軍家御代替わりの都度、新しい御朱印状の書き替えのため、蔵法寺の和尚は江戸へ往復し、このため1ケ月余の江戸滞在を必要とし、本郷一丁目の松野屋豊蔵方が定宿となっていた。
この時、和尚が乗る御駕篭が現存するが、黄の御駕と言われ、その行列は、十万石の格式を備えた威厳のあるものであった。

≫新居~白須賀を歩く

蔵法寺
蔵法寺

前の名所:神明神社
次の名所:潮見坂