府中宿ふちゅうしゅく(静岡県静岡市)
- 花陽院(けよういん)
- 徳川家康の祖母源応尼(華陽院)の菩提寺として知られている浄土宗京都智恩院の末寺。もともとは真言宗知源院という名称であったが、華陽院の法名により改められた。
境内には華陽院の墓のほか、家康の五女である市姫の墓もある。
- 西郷・山岡会見碑(さいごう・やまおかかいけんひ)
- 1868(慶長4)年、軍参謀の西郷隆盛と勝海舟からの書簡を携えた山岡鉄舟が、江戸城開場についての下交渉を行ったとされた場所。これにより、西郷、勝の会見が実現し、江戸城の無血引渡しが実現のものとなった。
- 駿府城跡(すんぷじょうあと)
- 駿府公園内に一部復元されている。駿府城は1586年(天正14年)、徳川家康により築城された。1607年(慶長12年)から大御所として在城され、軍事、交通、産業として意義をもつようになる。
≫丸子宿へ行く
府中宿は、本陣2軒、脇本陣2軒、旅籠43軒で、大津宿に次いで2番目に人口が多くとても賑わっていた。
≫江尻~府中を歩く