田中本陣跡たなかほんじんあと

草津宿本陣は、寛永12年(1635年)に定まった。江戸幕府による参勤交代の制度を背景にして、東海道・中仙道を上下する諸大名・役人・公家・門跡等の休泊所として草津宿に開設された施設で、明治3年(1870年)宿駅制度の廃止までの二百数十年間、その機能を果たしてきた。 史跡草津本陣跡(田中本陣跡)は、全国に残る本陣遺構の中でも、ひときわ大きな規模を有しており、延4726平方メートルにのぼる敷地内には、かつての本陣の姿を髣髴とさせる数々の建築物が残され、関札・大福帳・調度品ほか、貴重な資料も数多く保管されているなど、近世交通史上、きわめて重要な文化遺産である。 敷地内には、正面、向かって左手に、表門・式台・主客の宿泊に当てられた上段の間・家臣用の座敷広間・御膳所・湯殿等を配し、通り土間を境にして、右手側には本陣職にあたった、田中七左衛門家の居室と台所を設けている。

≫石部~草津を歩く

田中本陣跡
田中本陣跡

前の名所:高札場跡
次の名所:脇本陣跡