義仲寺境内ぎちゅうじけいだい

義仲寺(ぎちゅうじ)の名は、源義仲(みなもとのよしなか)を葬った塚のあるところからきているが、室町時代末に、佐々木六角氏が建立したと伝えられている。 門を入ると左奥に、松尾芭蕉の墓と木曽義仲の供養塔が並んでいる。芭蕉は元禄7年(1694)10月12日に51歳で亡くなり、「骸は木曾塚に送るべし」の遺言により当寺に埋葬された。「木曽殿と背中合わせの寒さかな」は著名な句。 寺は、昭和42(1967)年11月に国指定の史跡となった。

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義仲寺境内
義仲寺境内

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