名水白木屋の井戸めいすいしろきやのいど

江戸時代のはじめ、下町一帯の井戸は塩分を含み飲料に適する良水が得られず付近の住民は苦しんでいた。正徳元年(1711)、白木屋二代目の当主の大村彦太郎は、私財を投じて井戸掘りに着手した。翌年、たまたま井戸の中から一体の観音像が出たのを機に、こんこんと清水が湧き出したと伝えられている。以来、付近の住民のみならず諸大名の用水ともなって広く『白木名水』とうたわれてきた。現在のものは、日本橋一丁目交差点角にあったものを平成16年(2004)に移設・再現したもの。

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名水白木屋の井戸
名水白木屋の井戸

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