藤沢宿ふじさわしゅく(神奈川県藤沢市)

藤沢宿は遊行寺の門前町として発展し、鎌倉道や江ノ島道、そして宿外れの大山参りの追分を控えており、参詣客でとても賑わった。

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遊行寺(ゆうぎょうじ)
時宗の総本山で、正中2年(1325)の創建。正式には、藤沢山無量光院清浄光寺というのだが、法主が遊行上人であることから、遊行寺と呼ばれるようになった。黒門を通り広い境内に入ると、樹齢700年を超える巨大な銀杏があり、また、本堂前には宗祖一遍上人像が建っている。
藤沢宿本陣跡(ふじさわしゅくほんじんあと)
藤沢宿では大久保町と坂戸町の境付近に蒔田源右衛門が勤める本陣があった。現在は標柱が立つのみである。
妙善寺(みょうぜんじ)
鎌倉時代の仏教の祖日蓮が、佐渡島へ遠島の刑(本来片瀬竜の口で死罪であったが、怪異が起こり兵が怖気づいたことから変更されたという伝承がある。)となり、役人に引き立てられ越後(新潟)へ向かう途中、休息した寺である。
常光寺(じょうこうじ)
山号を八王山と言い、正式名称は摂取院常光寺。浄土真宗の寺であり鎌倉光明寺の末寺。境内には天然記念物の樹林があり、全体が市の指定になっている。中でも県の名木百選に指定されたかやの大木が圧巻。
源義経首洗井戸(みなもとのよしつねくびあらいいど)
奥州平泉で最期を迎えた義経の首が頼朝のもとへ届けられ、和田義盛と梶原景時により首実検行われた。しかし、終わると無残にも首は片瀬浜に捨てられてしまう。この首が、境川をさかのぼってたどり着いたのを拾い、この井戸で洗い清めたと言われている。
白旗神社(しらはたじんじゃ)
義経を祀る神社。境内には、寛文5年(1665年)のものをはじめとする庚申塔群があり、市の文化財に指定されている。
真源寺(しんげんじ)
17世紀中に願誉秀故上人が開山した常光寺の末寺。文政3年(1820)にこの寺から出火した火災は南風により白旗神社や荘厳寺までの一帯も類焼した。
藤沢宿上方見附跡(ふじさわしゅくかみがたみつけあと)
見附は、宿場の入口に設けられた見張所で、有事の際には、関所としても機能した。ここの見附には、石垣の土居が築から、榎が植えてあったと言う。

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藤沢宿 遊行寺 藤沢宿本陣跡 妙善寺 常光寺 源義経首洗井戸 白旗神社 真源寺 藤沢宿上方見附跡

前の名所:長生院