分間延絵図(ぶんけんのべえず)

江戸幕府が東海道の状況を把握するために、道中奉行に命じて作成した詳細な絵地図。
絵図には、問屋、本陣、脇本陣、寺社などが描かれている。また、一里塚、道標、橋、高札なども描かれている。
縮尺は、実際の1里を曲尺の7尺2寸に縮尺して描かれていて、急な曲がり道は、そのまま描いてしまうと地図の天地が長くなってしまうので、実際にはゆるい曲がり道にし、そのわきに追記して本来の曲がり具合を示してる。

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