江戸参府(えどさんぷ)

出島の阿蘭陀(おらんだ)商館長に課せられた義務で、寛永10年(1633)に制度化された。 これは阿蘭陀商館の商館長(カピタン)が、江戸城へ赴いて将軍に拝謁し、日本との貿易が許されていることへの礼を述べ、西欧の珍品を献上する習わしである。 随行記として、シーボルトの江戸参府紀行が有名。

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