実際に「歩いて」「走って」集めた『人力』旧街道紹介サイト
庚申信仰の起源は、中国から伝わった道教の三尸説(さんしせつ)に求める事ができる。それによれば、人の身体にいる三尸という虫が、六十日に一度訪れる庚申の日の夜に人の罪状を天帝に告げに行くため、人々はこの晩は寝ずに過ごし、寿命が縮められるのを防いだという(庚申待)。今でも、親睦会などに名前を変えて庚申待を行っている地方もある。