目代(もくだい)

古代においては国守の代理として留守所に派遣された私設の代官を指した。近世以降、目代はもっぱら駅逓の事をつかさどる地下役として宰判内各駅に目代各一人が置かれ(目代所を設る場合もあった)、人馬駕篭などの準備や用達をなし、その賃銭の徴収するなどの任にあたった。

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