山号(さんごう)

一般的に寺院は、権力者の庇護を受け易い街中か、或いはその反対に人里離れた山中の何れかに建立されており、山中に建立された場合は、その山の名称を付与するようになった。これが山号である。

寺院名に山号を付与するようになったのは、中国に於ける事例がその最初であり、従って、インドやスリランカ、タイなどの南伝仏教の地域では山号は付与されてはいない。中国では六朝時代を経て隋代・唐代に仏教が普及し、同名の寺院が各地に建立されるようになって区別に難儀したため、その寺院が所在する地域の名称を付けて区別するようになったのである。

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