歌川広重(うたがわひろしげ)

天保4年(1833年)に傑作といわれた『東海道五十三次絵』を描いた。この作品は遠近法が用いられおり、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。
現代広く呼ばれる安藤広重という名前は使っておらず、浮世絵師としては歌川広重が正しいと言える。

用語集一覧に戻る